Zum Seiteninhalt springen

初の女性学長として指揮を執る

アンネローゼ・シュミットは1945年に故郷のヴィッテンベルクで初めてのピアノ・コンサートを行いました。この時わずか9歳で、ショパン、リストそしてバッハの曲を演奏しました。大学入学資格試験合格後にはライプツィヒ音楽大学で学びました。

その後の数年間で数多くの賞を次々と受賞し、国際的キャリアをスタートしました。ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、ブルガリアそしてソビエト連邦へのコンサート・ツアーを行いました。1958年からもコンサート・ツアーを行い、西ヨーロッパ、アメリカ、中東そしてアジアで演奏しました。

1987年に「ハンス・アイスラー」音楽大学ベルリンでピアノのマイスター・クラスの教授かつ主任になりました。1990年3月、学長として同音楽大学の運営を引き受けましたが、そもそもドイツの音楽大学のトップに就いた女性は彼女が初めてでした。2003年には、同音楽大学とベルリン音楽界の国際的な名声の継続的向上への貢献により、ドイツ連邦共和国功労勲章を受賞しました。