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美術品略奪への対処を欧州に教授

ベネディクト・サヴォイは文化財の移転つまり美術品略奪に関する専門家とみなされています。米国の「タイム」誌は2021年、国際的文化財返還論争に与えた初期影響に基づいて、彼女を「世界で最も影響力のある100人」の1人に選びました。

ベネディクト・サヴォイはフォントネーの高等師範学校でドイツ学を学びました。1998年から2001年までは研究助手としてベルリンのマルク・ブロック・センターで働きました。同時にベルリン工科大学とベルリン自由大学で非常勤講師を務めました。2000年にパリで博士号を取得し、准教授職を経て2009年以降は、ベルリン工科大学のモダニズム美術史の教授として教育と研究に携わっています。2016年からはパリのコレージュ・ド・フランスでも教授を務めています。

同年、ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ賞の受賞によってドイツで最も重要な研究振興賞を獲得し、名門ベルリン・ブランデンブルク科学アカデミーの会員に選出されました。