教授・博士
インゲボルク・マイジン
情報科学者
*1921年3月12日、ヒルデスハイム生まれ
✝2012年6月24日、ベルリンにて死去
ヴェディング地区初の女性教授
情報科学の女性教授であるインゲボルク・マイジンは、自らが行った多くのことにおいて、最初かつ唯一の女性でした。その経歴は非常に輝かしいもので、1942年にディプロマを取得したベルリン工科大学から、フリードリヒ・ヴィルヘルム大学に進み、そこで僅か3年後に博士号を取得し、その後さらに2つの教員国家試験を受けました。
1950年から国立ボイト技師学校において工学・自然科学分野で唯一の女性として教鞭を執りました。その後、男性校長が彼女の採用を拒否したため、1954年に国立土木建築技師学校に移り、そこで主任建築監督官まで昇進しました。現在のベルリン応用科学大学が1971年に設立されると、同大学初の女性教授かつ数学とデータ処理に関するC3ランク保有の教授職に就きました。そこでさらにコンピューター・センター長を務めました。
技術職における女性の機会均等に関する功績に対して、1981年にドイツ連邦共和国功労勲章が授与されました。