教授 アンネローゼ・シュミット ベルリン元老院 ピアニスト、学長 *1936年10月5日、ヴィッテンベルク生まれ 初の女性学長として指揮を執る ベルリン元老院 アンネローゼ・シュミット は1945年に故郷のヴィッテンベルクで初めてのピアノ・コンサートを行いました。この時わずか9歳で、ショパン、リストそしてバッハの曲を演奏しました。大学入学資格試験合格後にはライプツィヒ音楽大学で学びました。 その後の数年間で数多くの賞を次々と受賞し、国際的キャリアをスタートしました。ポーランド、ルーマニア、ハンガリー、ブルガリアそしてソビエト連邦へのコンサート・ツアーを行いました。1958年からもコンサート・ツアーを行い、西ヨーロッパ、アメリカ、中東そしてアジアで演奏しました。…

教授・博士 ベネディクト・サヴォイ ベルリン元老院 美術史学者 *1972年5月22日、パリ生まれ 美術品略奪への対処を欧州に教授 ベルリン元老院 ベネディクト・サヴォイは文化財の移転つまり美術品略奪に関する専門家とみなされています。米国の「タイム」誌は2021年、国際的文化財返還論争に与えた初期影響に基づいて、彼女を「世界で最も影響力のある100人」の1人に選びました。…

教授・博士 インゲボルク・マイジン ベルリン元老院 情報科学者 *1921年3月12日、ヒルデスハイム生まれ ✝ 2012年6月24日、ベルリンにて死去 ヴェディング地区初の女性教授 ベルリン元老院 情報科学の女性教授であるインゲボルク・マイジンは、自らが行った多くのことにおいて、最初かつ唯一の女性でした。その経歴は非常に輝かしいもので、1942年にディプロマを取得したベルリン工科大学から、フリードリヒ・ヴィルヘルム大学に進み、そこで僅か3年後に博士号を取得し、その後さらに2つの教員国家試験を受けました。…

教授・博士 フリーデリケ・マイヤー ベルリン元老院 国民経済学者、労働市場研究者 *1954年6月29日、フライブルク生まれ 経済とジェンダー特性を融合 ベルリン元老院 フリーデリケ・マイヤーは、経済におけるジェンダーに特化した側面に関する専門家として、大いに注目を集めています。コンサルタントとして特に欧州委員会で活動し、OECDでは労働市場と社会政策の領域で活動していました。 ディプロマを有する国民経済学者として、1980年から1992年までベルリン社会学研究センターの研究員として働きました。1987年にベルリン自由大学で博士号を取得しました。…

教授・博士 リディア・ラビノヴィッチ・ケンプナー ベルリン元老院 微生物学者 *1871年8月22日、ロシア帝国カウナス生まれ ✝ 1935年8月3日、ベルリンにて死去 ロベルト・コッホより先に結核菌を発見 ベルリン元老院 当時ロシア帝国では女性の大学入学が許可されていなかったことから、 リディア・ラビノヴィッチ・ケンプナー はまずチューリッヒとベルンの大学で学び、それからベルリンに移りました。ここで1904年に生乳内の結核菌を検出しました。彼女の指導者であるロベルト・コッホがその時まで成し遂げられていなかった成功でした。…

教授・博士・博士 クラウディア・ランゲンベルク ベルリン元老院 医師、疫学者 *1972年4月8日、ミュンヘン生まれ データを用いて糖尿病と戦う女性 ベルリン元老院 ケンブリッジからベルリンへ：2020年からクラウディア・ランゲンベルクは、シャリテ大学病院のベルリン健康研究所における計算医学の教授として首都の健康研究を強化しています。遺伝疫学の専門家かつ公衆衛生の専門医として、国際的な患者・集団研究の大量のデータを用いて2型糖尿病などの代謝性疾患の原因を調査しています。 クラウディア・ランゲンベルクはミュンスターで医学を専攻し、ドイツで臨床実習と臨床診療を行った後、疫学の修士号と博士号を取得するために英国と米国へ渡りました。…

教授・博士 ゲッシェ・ヨースト ベルリン元老院 デザイン研究者 *1974年11月30日、キール生まれ デジタル変革を推進 ベルリン元老院 ゲッシェ・ヨーストは2017年からドイツ人工知能研究センターの運営委員を務め、インタラクティブ・テキスタイルの研究分野を主導しています。ドイツ初の欧州委員会インターネット大使として、「EUレベルでのデジタル変革」の推進に尽力しました。ベルリンのアインシュタイン・デジタル・フューチャー・センターの理事の1人であると共に、SAPなど様々な監査役会のメンバーです。 2005年からはドイツテレコム・ラボラトリーズとの協同によるデザイン・リサーチ・ラボの所長を務めています。2011年からはベルリン芸術大学のデザイン研究の教授として教育と研究に従事しています。…

教授・博士 ナイカ・フォロウタン ベルリン元老院 政治学者、社会科学者 *1971年12月24日、ボッパルト生まれ 異文化間の対話が彼女の世界 ベルリン元老院 移住、統合、ドイツにおけるイスラム教とイスラム教徒のイメージ、アイデンティティー形成と公平性‐ナイカ・フォロウタンの研究領域は社会的論議と密接に関係しています。 まずケルン大学で政治学、ロマンス語学そしてイスラム学を専攻しました。2004年にゲオルク・アウグスト大学ゲッティンゲンで博士号を取得し、その後国際関係の専門領域における非常勤講師として働きました。その後数年にわたってベルリン自由大学とフンボルト大学ベルリンで教鞭を執りました。ここで2015年に「統合研究と社会政策」の教授に任命されました。…

教授・博士 ドロテア・キュプラー ベルリン元老院 経済学者 *1966年1月10日、テュービンゲン生まれ 何が市場を動かすかを示す研究 ベルリン元老院 ドロテア・キュプラーの実験経済学の領域における専門知識は国際的に求められています。彼女はベルリン社会学研究センターの市場行動部門の部門長、ベルリン工科大学の国民経済学教授、連邦経済エネルギー省の科学諮問委員会の委員、ベルリン・アインシュタイン財団の副理事長、そして様々な国際的専門家団体の主要メンバーです。…

教授・博士 マルゲリータ・フォン・ブレンターノ ベルリン元老院 哲学者 *1922年9月9日、ザウアーブルク生まれ ✝ 1995年3月21日、ベルリンにて死去 彼女の名前を冠した研究センター ベルリン元老院 © Senatskanzlei Berlin ドイツの女性哲学者であるマルゲリータ・フォン・ブレンターノの精力的な取り組みは、女性の権利の平等を目指すものでした。今日ベルリン自由大学のマルゲリータ・フォン・ブレンターノ・ジェンダー研究センターは彼女の名前を冠していて、ジェンダー研究と公平性における特に優れた業績を表彰する賞にも、同様に彼女の名前が付けられています。…